Z8と一緒に買ったものと試行錯誤的な雑記

先日購入したNikon Z8。ボディだけではなく快適に活用するために関連アイテムも購入した。色々苦労したので、試行錯誤の結果も含めてまとめていく。

主に買ったもの。

  • 記録媒体
    • PROGRADE CFexpress Type B 512GB
  • レンズ
    • NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
  • カードリーダー
    • Anker
  • ラッピングクロス
    • Ulanzi カメラ用ラッピングクロス

記録媒体

PROGRADE CFexpress Type B 512GB

https://amzn.to/46Yr8GI
購入時の価格:¥26,400

8.3K 60 FPSをN-Logで撮影するには、超高速な読み書きに対応し、かつ大容量のCFexpressカードが必須ということで購入。この容量でも最高画質だと10分程度しか記録できないので恐ろしいのだが、これが自分的にはオーバースペックな買い物だった。

セールで安く買えたのはよかったけれど、盲点だったのは、手持ちのXQDカードリーダーでは読み込めなかったこと。CFexpress 4.0のカードを読み込むためには、こういう専用のカードリーダーが必要。

https://amzn.to/4cygCHq

ちゃんと使える環境を整えようと思うと追加投資が必要なデバイスだった。

カメラと直接USB-CのケーブルでPCを接続すればもちろん取り込めるし、Z8の性能を最大限活かすためには、必要な出費だけれど、スチールを撮るだけならそれなりに高速なSDカードで十分だった…かもしれない。

UGREEN M.2 SSD 40Gbps 外付けケース&HP FX700 4TB SSD

UGREEN M.2 SSD 40Gbps 外付けケース 購入時の価格:¥11,899
https://amzn.to/3AEngic

HP FX700 4TB SSD 購入時の価格:¥34,980
https://amzn.to/4dDyEt8

Z8の性能を最大限活かせるカードを購入したので、受取側のSSDも大容量かつ超高速にする必要がある。ということで外付けSSDを検討。以下SandiskのSSDが候補になったけれど、高い。

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5万円後半〜6万円ほど。2TBでも4万円する。

という訳で、外付けSSDを作ることにした。作るといっても、内蔵SSDと40Gbpsの速度に対応したケースを組み合わせるだけ。47,000円ほどで4TBかつ40Gbpsの転送速度に対応したSSD環境を構築できた。

が、これにも少し落とし穴があった。接続する端末によって、速度に大きな違いが出てしまった。

自宅のデスクトップは、Readで470Mbpsほどしかでなかった。Thunderbolt端子にThunderboltケーブルで繋いでも速度が出なかった。正確な原因は不明だったけれど、考えられるのは

  • 既にNVMeのSSDが2機搭載されていて、3機目は駄目だった可能性
  • そもそもマザーボードがZ390世代なので、Gen4のSSDは正しく認識できなかった可能性

を疑っている。

その代わりM1 ProのMacbook Proでは3000Mbps以上の速度が出るので、SSDやケースの問題ではなさそうだった。

2018年にゲーム用途に第9世代のCPUベースで組んだデスクトップは、そろそろ周りのデバイスの性能を発揮させられなくなってきた。

カードリーダー

Anker USB-C & USB-A PowerExpand 2-in-1 SD 3.0 カードリーダー

購入時の価格:¥ 2,290
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結局写真はSDカード記録で全く問題がないので、出先でさくっとiPhoneに写真を取り込む用のカードリーダーを購入しガジェットポーチに放り込んだ。Type-A端子でも接続でき重量も非常に軽いのでおすすめできる。

写真はカメラと無線接続でも取り込めるが、転送モードにしてiPhoneでWi-Fiをつなぎ直して…とやっているより、SDカードを取り出して直接接続から取り込むほうが早い。

レンズ

NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

購入時の価格:¥ 154,000
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新しいBodyを買ったら新しいレンズが欲しくなるというもの。私もその宿命に抗うことはできず、24-120mmのレンズを購入してしまった。

Z6をレンズキットで購入していたので、NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sのレンズをもっていたけれど上位互換として24-120mmで単純にパワーアップしたかった。Z6と24-70のレンズを売ったらおよそ13万円になったのでほぼZ6と24-70との交換となった。

子供を撮ることが多いので、85mmというポートレート向きの焦点距離を使えるのし、DXクロップを駆使すると135mmも使えるし、最大180mmまでいけるのも大きい。

24-70より一回り以上大きいけれど、Z8 ボディと組み合わせると非常にバランスがよく気に入っている。

万能すぎてしばらくレンズはいらないな…と思っていたけど、全然そんなことはなく、広角域の明るいレンズや35mm単焦点も欲しければ、400mmクラスの望遠も触ってみたくなっている。

ラッピングクロス

Ulanzi カメラ用ラッピングクロス

購入時の価格:¥ 1,780
https://amzn.to/3ATwE1g

Z8+24-120mmのレンズを普段使いのバックパックなどに放り込んで持ち歩くために購入。耐衝撃という意味はあまりないけど、細かいキズからレンズや本体を保護できる。

こんな感じでまるっと覆える。とりあえずこれを買ったけど、まだZ8+24-120を持ち歩く最適解にはたどり着けていない気がするので、しばらく試行錯誤が続きそう。

色々とZ8に合わせて、買ってみたけれど、自分にとってはオーバースペックな買い物もあったし、SSDなどの最新規格を扱うには受け取り側のデバイスの新しさも大事だった。周辺機器選びで迷っている方の参考に少しでもなれば嬉しい。

次はレンズではなく8.3KのN-log動画を編集できるMacになりそうな予感がしている。(流石にしばらく買えないんだけれど)