2016年末、より快適にFFXIVを遊ぶために、AlienwareのノートPCを購入しました。PS4からのステップアップとして選んだスペックは、Core i7 6700HQ(第6世代,Skylake,4コア8スレッド)、GTX1070 8GB、M.2 SSD 512GB。ベンチマークスコアはフルHD最高品質で11000、平均FPSも80と、FFXIVのプレイには理想的なスペックでした。場所に依存もしないため、友人のヒカセン宅でFF14を一緒に楽しんだり、大いに活躍してくれています。
でも。ひとつだけ諦めていたのが、4K最高品質でのプレイ環境でした。Alienwareでも標準品質であれば遊ぶことができましたが、手持ちの4Kモニタのスペックを活かしきるべく、ずっとやってみたかった新しいPCの自作に挑戦してみることにしました。
雑誌やメディアで様々なスペックを比較し、必要なスペックを以下に設定。
- CPU:Core i7 8700K以上
- メモリ:16GB
- ストレージ︰M.2 SSD 500GB以上
- グラフィックボード:GTX1080Ti以上
この構成であれば4K最高品質でも平均FPSが60前後でます。パーツ検討の検討を開始したのが2018年の6月頃。概ね25万円前後で組み上がりそうだなと思いつつしばらくペンディングにしていたら、GTXの20シリーズや8コア16スレッドのCore i9シリーズなどどんどん新しいパーツが出てきて迷いましたが、最終的に2018年末に組んだ構成は以下。
- CPU:Core i9 9900K
- メモリ:16GB
- ストレージ︰M.2 SSD 500GB
- グラフィックボード:GTX1080Ti
- 電源:750W
- CPUクーラー:水冷CPUクーラー
- マザーボード:Z390
Table of Contents
購入したパーツ
- CPU:Core i9 9900K 購入時の価格:¥66,440
- メモリ:CORSAIR DDR4-2666MHz CMK16GX4M2A2666C16 購入時の価格:¥17,000
- ストレージ:Samsung SSD 500GB 970 EVO 購入時の価格:¥19,380
- マザーボード:ROG STRIX Z390-F GAMING 購入時の価格:¥28,680
- グラフィックカード:GIGABYTE GEFORCE GTX 1080Ti GV-N108TGAMING OC-11GD 購入時の価格:¥79,800
- CPUクーラー:Corsair H100i Pro 購入時の価格:¥17,932
- PCケース:BitFenix ENSO White 購入時の価格:¥11,279
- 電源:Corsair RM750x 750W 購入時の価格:¥14,342
- 合計:¥254,813
RTXが発売されはじめていたので、一世代前に該当するGTX1080Tiは¥79,800というリーズナブルな価格で入手できました。店員さんにも今14を遊ぶならGTX1080Tiがベストかもしれませんね。というコメントをもらいました。
紅蓮のリベレーター ベンチマーク結果
4K(3840×2160)最高品質 スコア:8,874 非常に快適 平均フレームレート:59.050
これまでの端末に比べて、スコアは1.77倍、平均フレームレートは1.76倍となりました。
Full HD 最高品質 スコア:19,268 非常に快適 平均フレームレート:137.448
これまでの端末に比べて、スコアは1.66倍、平均フレームレートは、1.68倍となりました。
参考値:ノートPC版のGTX1070の値
4Kスコア:5,013 とても快適 平均フレームレート:33.409
Full HDスコア:11,563 非常に快適平均フレームレート:81.544
Full HD環境で遊ぼうと思うとオーバースペックな値が出ています。(平均FPS137も出てもモニタが対応してない)。実際数値の伸びは4K環境のほうがわずかにですが上回っています。実際に4K環境でプレイしていて、FPSの向上は目に見えてわかるレベルで、長時間プレイしたときの疲労感が減少しました。(というかGTX1070では最高品質ではカクツキが出ていて快適とは言い難い状態でした)
実際に使ってみて
はじめての自作は、かなり苦戦しました。細かいケーブルの配線に苦労したのと、ケース内の配線スペースが非常に限られており電源に接続した太いケーブルたちをなんとか押し込んだという状態になりました。
さらに、配線を完了して電源を投入した時は、エラーで落ちる状態を経験しました。結果はメモリの不具合で、購入したお店で交換してもらったら無事起動しましたが、焦りました。
実際にFFを起動してみると、明らかに快適になっていました。まずエイリアンの時には本体からかなり大きなファンの音が聞こえていましたが、明らかに静かになりました。
そして目標としていた4K最高品質でも平均60FPS近い数値がでるようにはなりました。ただ実際は長時間プレイをすることを考えGPUには多少余裕をもたせ、グラフィックの設定は高品質、ウルトラワイド状態(3840×1600程度)のウィンドウモードでプレイしていました。
ゲームとガジェット(パソコン、スマホ、カメラなど)が好きすぎてブログを書いています。ここ7年くらいはFFXIVにどっぷりです。GAIA DCのIfrit鯖でDai Monosugooooiというキャラで遊んでいます。オンラインでお会いしたら仲良くしてください。