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RTX 3080からの変化はいかに。
RTX5080が運良く購入できたので、7年前に組んだCoffee Lake世代のPCに載せたRTX3080からの変化を記録してみた。
明らかにCPUの世代が古く、普通に考えるとCPUのボトルネックが発生しそうな構成だけれど4Kで遊ぶ分には負荷はグラボに集中するので、それほど劇的なボトルネックは発生しないのでは?と高をくくり、5080の購入に踏み切った(そのうち他のパーツも買い替えるし品薄のグラボは買えるときに買っておこうという判断)
グラボ以外PCのスペック
- CPU:Core i9 9900K
- メモリ:32GB DDR4 2133Mhz
- ストレージ︰M.2 SSD 1TB(Gen3)+ 2TB (Gen3)
- 電源:1000W Platinum
- CPUクーラー:水冷CPUクーラー
- マザーボード:Z390
- 2018年組み立て
そもそも何で5080を買おうと思ったかというと……
- そもそも7年前にPCを組んだ時も、コンシューマー機よりも優れたゲーム体験を得たい=4Kで快適にゲームをしたいと考えたから
- GTX1080TiからRTX3080に買い替えた時(2020年ころ)に、次は5080だなと漠然と思っていた(一世代飛ばして80シリーズを買う)
- モンハンワイルズが4K最高品質設定でまともにプレイできなかった…
- 品薄の中、抽選が当たってしまった勢い
モンスターハンターワイルズ
こいつのせいで5080購入を決意させられた激重なモンハン最新作。
RTX 3080
設定カスタム(「ウルトラ」からフレーム生成をオンにするために、アップスケーリングをAMD FSRに変更)
まず、3080でウルトラに設定すると、問題起きる可能性あるから設定かえよ。とアラートが出てしまう。というのも、3080ではDLSSが使えないためFSRを選択してフレーム生成をONにする必要がある。上記のプリセットがカスタムになったのはそういう理由。でほぼウルトラ設定に近い内容になっている。フレーム生成を駆使すれば、4Kでも60FPSは一応出るものの、「快適にプレイできます。」評価は出ず。


実際にプレイすると60FPSを割り込む場面も多く快適とは言い切れなかった。
設定カスタム(「高」からフレーム生成をオンにするために、アップスケーリングをAMD FSRに変更)

実際はこの設定でずっとプレイしていた。60FPS以上出ているので快適にプレイ可能だった。グラフィックの質に関しても全く気にならなかった。
RTX 5080
設定「ウルトラ」


5080になったことの最大の恩恵はNVIDIA DLSSが正式に使えること。結果的に3080から大幅にスコアが上がっている。
Scoreは11045→15081と36.5%向上し、平均FPSも64.99→89.58と37.8%ほど向上した。4Kウルトラでも十分遊べるFPSになった。5080にしてからはずっとこの設定でプレイしているがとても快適だ。
ただグラフィックボードの値段は倍以上になっているので、5080(238,000円)のコスパはよろしくない。(3080はおおよそ110,000円程度だった時代)
設定「高」

5080のScoreは14007→17068 21.8%向上。FPSは82.02→100.10と22.0%の向上だった。
グラフィックボードへの負荷が下がるとスコアの上昇率は落ちる。(CPUのボトルネックが発生しているかも。)
上記の数値をグラフにすると以下。
4K「ウルトラ」設定におけるグラボ別数値
4K「高」設定におけるグラボ別数値
狩りをしていると、細かなグラフィックはそれほど意識はしない(最初は感動するけど)ので、実際に4Kでプレイする際は3080でも5080でも「高」設定でのプレイが現実的か。
ファイナルファンタジーXIV
次は、3080でも十分快適にプレイできているFF14はどうか。
黄金のレガシーでベンチマークを回してみた。
RTX 3080 4K「最高品質」

SCORE: 10501
平均フレームレート: 73.12025
最低フレームレート: 34
評価:快適
RTX 5080 4K「最高品質」

SCORE: 14067
平均フレームレート: 101.9221
最低フレームレート: 49
評価:とても快適
10501→14067 33.9%向上
確実にスコアはアップしたものの、「非常に快適」評価までたどり着かなかったことに驚いた。
ただ実際は4K(3840×2160)では遊んでおらず3840×1600(UWQHD+)という21:9のウルトラワイドによる特殊な解像度でプレイ中。
RTX 3080 3840×1600 「最高品質」

SCORE: 11541
平均フレームレート: 80.91167
最低フレームレート: 48
評価:とても快適
RTX 5080 3840×1600 「最高品質」

SCORE:15874
平均フレームレート: 116.3777
最低フレームレート: 51
評価: 非常に快適
11541→15874 37.5%向上
こちらの解像度では、4K環境よりもスコアの上がり方がよく、「非常に快適」判定が出る。FFはウルトラワイドの方がプレイしやすので、ギリギリ手に入れた非常に快適環境でプレイすることになりそう。
まとめ

4Kの最高品質(ウルトラ)設定付近では35%~44%程度のスコア向上
Corei9 9900Kという2018年に発売されたCPUでRTX 3080から5080に載せ替えると、どの程度性能に違いがでるのかを検証した。結果的にFF14もモンハンワイルズも4Kの最高品質(ウルトラ)設定付近では35%~44%程度のスコア向上が見られた。
予想通り、4K環境ではCPUの使用率は100%に届かず、ボトルネックはそこまで発生していないようだった。(詳しくはわからないのだけれど)
という訳で、Corei9 9900K世代に、5080を載せた結果はいかがだっただろうか。まだCoffee Lake世代を現役で使っている方の中で4K環境やウルトラワイド環境でゲームをプレイしている方は、グラボをRTX 5080にすることで、RTX 3080からは4割程度のスコアアップが狙える。
35%~44%のスコア上の違いは、実際のプレイにおいては、モンハンワイルズでは確かな違いを感じた一方で、FF14においてはそれほどの違いを感じなかった。
実際そのために必要なコストが238,000円というのは結構びっくりするくらい高いので、Radeonの9070XTなども検討にいれてもよいのかもいしれない。(私はこの5080で戦いたいと思っている)
次回の検証では、CPU(Ryzen9)やGen5 SSD、DDR5メモリなどグラボ以外も最新世代にすることでどのくらいスコアが変わるのか見ていこうと思う。



ゲームとガジェット(パソコン、スマホ、カメラなど)が好きすぎてブログを書いています。ここ7年くらいはFFXIVにどっぷりです。GAIA DCのIfrit鯖でDai Monosugooooiというキャラで遊んでいます。オンラインでお会いしたら仲良くしてください。