FF16で気に入った音楽たちのメモ

レビュー記事で語りきれなかったFF16の音楽について、現在のお気に入りの曲をまとめていく。

というのも、サントラをダウンロードしてみたら、とにかく曲数が多い。どこで流れた曲だっけ?というのを再確認しながら、お気に入りの曲にコメントをつけてみた。

植松さんの曲で育ち、最近は祖堅さんの音楽にどっぷり浸かっている身としては、どこかで聴いたことのある音の連続でとても心地よかった。(iTunesをFinal Fantasyで検索したら、1400曲もあった)

音楽の主張具合でいうとFF14よりも控え目(もっというと過去のFFの中でも控えめな方)だった気がするのは、物語を引き立たせるニュアンスが強かったからかもしれない。FF16の世界へ誘うという意味では名曲揃いだ。

※本記事はFF16のクリア後のレビュー記事となっています。ストーリーの核心にふれる内容やスクリーンショットは含めていませんが、どの場面で流れる。というネタバレは含まれているので、ご注意ください。(プレイ後の閲覧を推奨します。)

Land of Eikons:オープニングの曲

FFシリーズのプレリュードのアレンジ。こんなにダークな雰囲気にできるのか。と感動した1曲。いつものプレリュードは、これから始まるファンタジーを予見するメロディーだけど今回は、覚悟を決めてプレイを始めよ。というメッセージに聞こえた。ヴァリスゼアの世界に一気に引き込まれる名曲。

この曲に非常に似た曲として「The state of the Realm」という曲もあった。音に関して素人なので、何度も聴かないと違いがわからないけれど、確かに違いはあった。そこに何か意味や意図がありそうだけれど、詳しい人の解説を待ちたい。

Away:召喚獣バトルで流れた曲

うわこれどうなるんや…。というストーリーが急展開するところでかかる曲。曲だけ聴くとそうでもないんだけれど、実際にゲーム中に流れている時は、瞬きや息するのを忘れ、ジェットコースターに乗っているような気分に。テーマとは別に、FF16のゲーム性を体現したような名曲。非常に祖堅さんっぽい音の断片が集まってる気がした。

Idylls of the Empire:街や拠点で流れる曲(たぶん)

いわゆる街の音楽。ギターの音色がとても綺麗。裕福ではないけれど幸せな人々の営みが聴こえてきそうな曲だった。

Find the Flame:イフリートの曲(たぶん)

FF16のバトルの代表曲でシンプルにわかりやすくかっこいいメロディ。ちょっとFF15の「Stand Your Ground」とFF14の「神なき世界」に通ずるところがあったようななかったような。

Histoire – The Holy Empire of Sanbreque:どこかのフィールド曲

ザンブレクのどこかのフィールドでかかっている曲。不安や恐怖はあれど続いてく日常を感じた。単音の非常に印象的なイントロから徐々に壮大になっていく。

No Risk, No Reward:モブとのバトル曲

戦闘曲ではこちらもお気に入り。FF14の「天より降りし力」的な雰囲気がある。

Final Farewells:FFのメインテーマのアレンジ曲

物語の終盤で流れる曲。いわゆるFFのメインテーマのアレンジで、メインテーマだけに一番大事なところで流れ、涙腺が崩壊した。元々の曲自体の素晴らしさはもちろんだけれど、そうか。ここでこの曲がかかるということは…。とその後の展開を予見してしまった。

メインテーマは、歴代のFFで物語が先に進む時、困難に立ち向かっていく時にプレイヤーを鼓舞するかのように、使われてきたイメージがある。(エンディングでかかっていたこともあったかもしれないけど)こんなに悲しくて切ないメインテーマははじめてかもしれない。

静かなピアノのタッチではじまり、あ、メインテーマ来たな…と思って聴いていると、主旋律がバイオリンになって切なさが2割くらい増す(ずるい)。過去色々なメインテーマのアレンジを聴いたけどこれが一番好きかもしれない。

A New Beginning:これもメインテーマアレンジ

Final Farewellsに続いて、こちらもメインテーマアレンジで1分弱の短い曲だけれど、この一瞬のメインテーマに、物語における救いが集約されている。やっぱり大事な場面で使われている曲。

FINAL FANTASY XVI Original Soundtrack
https://www.jp.square-enix.com/music/sem/page/FFXVI/ost/

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